ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
私は信州のとある村で家族と暮らしています。
四季のうつろいがはっきりと感じられ、まわりには果樹園が広がる、穏やかな山里です。
我が家には季節や行事にあわせてさまざまな風習や習わしがあり、ときに煩わしさを覚えながらも、暮らしの一部として自然に受け入れていました。
昔ながらの風習などには、必ず意味や理由があり、自然と共に生きるための知恵や感謝の心が込められているように思っています。
一方で、暮らしのかたちや価値観が大きく変わっている今の時代に、昔ながらの風習をそのまま続けることは負担や重荷になることもあります。
伝統のある行事が途絶えることを耳にすることも多くなっていますが、「古い」「面倒」と一括りに切り捨ててしまうことに違和感や寂しさ感じるのは私だけではないと思います。
大切なのは、時代に合わない部分は変えたり手放したりしながらも、受け継ぐべき心を次へとつないでいくこと。
その柔軟な変化や取捨選択こそが、これからの暮らしに必要なのではないかと考えています。
自分たちの世代で受け継がなければ、やがて途絶えてしまうであろう風習や習わし。
それらを、自分たちのため、そして次の世代のために、形にして残しておきたい――。そんな思いから、このブログを始めました。
ここに記す風習や暮らしの知恵は、我が家のご先祖さまたちが「ことづて」として受け渡してきたものです。
社会は大きく変わっていきますが、日々を過ごす場所が「まほろば」であり続けることを願いながら、今の暮らしや日々の出来事も書き留めていこうと思います。
どうぞ、あたたかい気持ちでご覧いただければ幸いです。

