「PMPって、他のIT系資格に比べて情報が少ないし、英語も必要なんじゃ…」 そんな不安を感じていませんか?
実は私も、あなたと同じ不安を抱えていました。 でも、平日の通勤時間(往復1時間)と週末の隙間時間(2時間程度)だけで、わずか4ヶ月で合格できたんです。しかも、小さな子供の相手もしながら。
振り返ってみると、手探りで進めたぶん遠回りもしました。 でも、その経験があるからこそ言えます。**「思っていたほどハードルは高くない」**と。
この記事では、実際に合格した経験と反省をもとに、時間もお金も節約しながら効率的にPMPを取得するポイントをまとめました。
- PMP合格を目指している方
- PMPに興味はあるけど、自分に取れるか不安な方
ぜひ最後まで読んで、資格取得への具体的なイメージをつかんでください!
金融系ITベンダー、金融機関、外資系ITコンサルティング会社に勤務。
大小さまざまなプロジェクトにおいて、システム開発、プロジェクトマネジメント、システム企画などを経験。
現在はIT業界を離れ、農業に転身。
IT業界におけるAI活用、プロジェクトマネジメントの経験を農業に活用できるのではないかと模索中。
それでは、ひとつづつ解説していきます。
1.【申し込み】英語への翻訳は生成AIが便利!
最初の難関は「受験申し込み」です。
申し込み画面が英語…、この時点で心が折れそうになりますよね。
各項目の入力方法は詳しく解説しているブログがたくさんあるので、そちらに譲るとして、 本当の難所は「プロジェクトマネジメント経験の詳細入力」です。
これまでのプロジェクト経験を、すべて英語で記載しなければなりません。
効率的な進め方:日本語→英訳の2ステップ
まず日本語で書いてから英訳する流れがスムーズですが、ここでGoogle翻訳などの翻訳アプリはおすすめしません。
生成AI(ChatGPTなど)を使いましょう!
Google翻訳のデメリット:
- プロジェクトマネジメント用語が不自然に翻訳される
- 文節ごとに区切って何度もコピペが必要
- 長文になると精度が落ちる
生成AIのメリット:
- プロンプト次第でPM用語を正確に解釈
- 記号や区切りを含む文章でも、構成を理解して自然な英文を作成
- 一度に長文も処理可能
成功のカギは「明確な役割指示」
生成AIに「あなたはプロジェクトマネジメントの専門家です」といった役割を与えることで、翻訳精度が劇的に向上します。
以下にプロンプトの例を掲載しますので、ご自身の状況に合わせてカスタマイズしてみてください。
あなたはITプロジェクトのプロジェクトマネジメントのスペシャリストです。
プロジェクトの内容をまとめた次の文章を、PMBOKの用語をふまえて英語に訳してください。
—
(日本語で作成したプロジェクトマネジメント経験の文章を記載)
2.【PMI会員登録】入会して特典を活用しよう!
PMIには米国本部と日本支部があり、会員登録は任意です。 登録には合計$180ほどかかりますが、受験するなら確実に入会すべきです。
理由は明確。1年目でほぼ元が取れるからです。
会員特典1:受験料の大幅割引
初回受験・再受験ともに割引が適用されます。 この割引だけで、年会費のほとんどを回収できます。
注意点: 会員資格は1年ごとの更新制。2年目以降は状況に応じて判断してください。 (私は資格取得後、2年目からは更新しませんでした)
会員特典2:PMBOKガイドのPDF版が無料
PMP学習に必須のPMBOKガイドとアジャイル実務ガイド。 会員になれば、これらのPDF版を無料で入手できます。
ダウンロード可能なガイド:
- 米国本部会員 → PMBOKガイド第7版(英語版)、アジャイル実務ガイド(日本語版)
- 日本支部会員 → PMBOKガイド第7版(日本語版)
書籍 vs PDF、どちらがいい?
正直に言います。私は会員特典を知らずに両方とも購入してしまいました。
書籍のメリット:
- 手元ですぐ確認できる
- 書き込みやマーカーが使える
書籍のデメリット:
- 分厚くて持ち運びに不便
- 索引が使いにくく、必要箇所を探すのに時間がかかる
PDFの最大の強みは「検索機能」。 キーワードを入力すれば一瞬で該当箇所にたどり着けるため、学習効率が段違いに向上します。
私は書籍派なので結局両方使いましたが、まずはPDFを活用し、必要に応じて書籍を検討するのが賢い選択だと思います。
3.【受験資格】35時間以上の研修受講はUdemyがおすすめ!
受験資格の取得:35時間の研修受講が必要
意外と見落としがちですが、35時間以上の研修受講がPMP受験の必須条件です。 これが思いのほか時間がかかります。
おすすめはUdemyのPMPコース一択です。
私が実際に受講したコース
英語のコースでしたが、日本語字幕が完備されており、まったく問題ありませんでした。
むしろ、余裕があればPMP用語を英語で理解できるメリットもあります。
PMP Certification Exam Prep 35 PDU Project Management Course
Udemyの3つのメリット
1. 隙間時間をフル活用
- 通勤時間や空き時間に学習可能
- 倍速再生で効率的に時間短縮
2. 圧倒的なコスパ
- 定価は数万円でも、セール時は90%オフも
- 私は数千円で購入しました
- セールは頻繁に開催(時間があれば待つのもアリ)
3. 受験資格取得には十分
- ビジネススクールは数十万円かかることも
- 受験資格の取得が目的なら、Udemyで必要十分
時間もお金も節約したい方には、Udemyが最適解です。
4.【試験対策】参考書を読んでPMBOKの全体像をつかもう!
PMBOK学習の落とし穴 : 最初から完璧を目指さない!
PMP取得には、PMBOKに基づく体系的な知識習得が必須です。
私は最初、PMBOKガイドを最初から最後まで読み込もうとしました。 結論から言うと、これは非効率でした。
効率的な学習ルート
ステップ1:参考書で全体像をつかむ まずは参考書を1冊購入し、PMBOKの概要と全体構造を理解しましょう。
ステップ2:問題演習+PMBOK確認 問題を解きながら、分からない部分をPMBOKガイドで都度確認。 この繰り返しで、必要な知識が着実に身につきます。
なぜ参考書から始めるべきか
参考書は、分厚いPMBOKガイドの中から重要ポイントを厳選して整理しています。
もちろん、すべては網羅されていません。 でも、いったん全体像を理解すれば、その後の学習スピードが段違いに向上します。
地図を持たずに森に入るより、まず全体の地図を見てから歩き出す方が確実に早いのと同じです。
私が使った参考書
実際に使用したのはこちらの1冊。
- 受験申込方法の解説付き
- 模擬試験も収録
- PMP合格に必要な情報が一冊に凝縮
この参考書のおかげで、効率的に学習を進められました。
5.【試験対策】問題を解いてPMIイズムに慣れよう!
合格への最終段階:ひたすら問題演習
ここからは、納得できるレベルまでひたすら問題を解いて知識を定着させる段階です。
Udemyにも問題集はありますが、私の一押しは「豆検」です。
豆検
- 豆検の問題をひたすら解く
- 分からない部分はPMBOKガイドで確認
- 繰り返す
シンプルですが、これが最短ルートです:
レベル別の学習計画
豆検の問題はレベル別にコースが分かれています。自分の実力に合わせて進めてみましょう。
【合格ラインの目安】 次のレベルがスラスラ解けるようになれば、合格圏内です:
- アジャイル実務編
- プロセス応用編
【基礎を固めたい方】 いきなり難しいと感じたら、こちらから始めましょう:
- アジャイル入門編
- プロセス基本編
補足:PMBOK第6版について 本番試験ではほとんど出題されませんでした。 時間に余裕があれば軽く目を通す程度でOK。実務理解が深まるメリットはあります。
豆検の賢い使い方【コスト節約術】
料金はいつ開始しても利用開始月から発生します。
このため
開始日 → 月初日
解約日 → 月末日
と計画的に進めれば、最大限に活用することができます。
PMP試験合格の2つの重要ポイント
合格に向けて、特に重要と感じたポイントは次の2点です。
ポイント1:PMIイズムを体得する
PMIイズムとは、「プロジェクトの現場で、PMPならどう振る舞うか」という模範的な行動・考え方のことです。
これはPMBOKガイドを読むだけでは理解しにくい部分です。 問題と解答を照らし合わせながら、PMPとしての価値観・行動原則を身につけていく必要があります。
ポイント2:アジャイル問題に慣れる
本番試験の感覚では、出題の約4割がアジャイル関連の出題でした。
PMBOKガイドではアジャイルの記載は少なめですが、試験では重要分野。 豆検のアジャイル問題を重点的に解いておくことを強くおすすめします。
なお、私はアジャイルプロジェクトの実務経験はゼロでしたが、PMP学習だけで十分対応できました。 実務経験がなくとも心配する必要はありません!
まとめ
PMP取得は、思っているほど難しくない
PMBOKの知識習得は必要ですが、ある程度のITプロジェクト経験があれば、ハードルは決して高くありません。
むしろ、学習を進めるほどに「これまでの経験が、体系的に整理されていく」という感覚を覚えると思います。
つまり、PMP学習そのものが実務力の向上につながるのです。
PMP取得がもたらす3つの価値
1. スキルの可視化
資格という形で、あなたのプロジェクトマネジメント能力を証明できます。
2. 実務での自信
体系的な知識に裏打ちされた、確かな自信を持ってプロジェクトに臨めます。
3. キャリアの選択肢拡大
グローバルに認知された資格は、あなたの可能性を広げます。
今日から最初の一歩を踏み出そう
迷っているなら、まず小さく動き出しましょう:
- ✓ 受験申込の準備を始めてみる
- ✓ 参考書を1冊購入してみる
- ✓ PMBOKガイドをダウンロードしてみる
最初の一歩を踏み出せば、あとは自然と前に進めます。
あなたのPMP合格を心から応援しています!

