こんにちは、IT業界から農業に転身した「まつかずパパ」です。
わが家には家庭菜園があり、季節ごとに10種類以上の野菜を育てて、家族で旬の味を楽しんでいます。
毎年、春が近づくと「今年はあれもこれも作ってみよう!」とワクワクするのですが……。
いざ始めてみると、育て方を調べたり計画を立てたり、畑をこまめに見に行ったりする時間が取れず、思うように収穫できないこともしばしば。
そこで考えたのが、IT業界で培った経験を活かすこと。生成AIやプロジェクトマネジメントの考え方を家庭菜園に取り入れることで、こうした悩みを解決できるのではないかと思うようになりました。
具体的には…
・野菜の育て方や作業のコツ、困ったときの解決方法は生成AIに相談しよう!
・作業計画やスケジュールづくりは、思い切って生成AIにおまかせ!
・日々の予定・実績・畑の状況は、プロジェクトマネジメントの手法で管理しよう!
特に効果があったのは、作業計画やスケジュール作成!
10数種類の野菜の栽培に必要な作業と実施時期、作業のポイントをまとめた一覧が、数分で完成してしまいます!
試してみた具体的な内容をご紹介していきたいと思います。

野菜作りの先生は生成AI
野菜作りの方法は多種多様
野菜作りは、その地域や土地に合わせた様々な方法が存在し、農家の方々の創意工夫の余地も大きいため、正解というものはありません。
そのため初心者には、何を基準としてよいか悩むことも多いと思います。
身近に野菜作りのプロフェッショナルがいて、分からないことは何でも聞ける環境にあれば素晴らしいですが、そのような環境にいる方は少ないと思います。
ここで、野菜作りの先生の代わりとして生成AIに登場してもらいましょう。
生成AIに野菜作りのポイントを聞いてみよう
野菜の作り方、栽培のポイントを生成AIに聞いて、収穫までの作業をイメージしてみましょう。
例えば人参を作りたい場合…

人参の栽培について、必要な作業、作業時期、作業のポイントを一覧で教えて



人参の栽培方法について、必要な作業、時期、ポイントをまとめました。
人参の栽培作業とポイント
1. 土づくり
時期: 種まきの2週間以上前
ポイント: 深さ30cmくらいまで深く耕し、土の塊や石を丁寧に取り除きます。堆肥や苦土石灰を混ぜて、通気性と水はけの良いふかふかの土にします。未熟な堆肥は又根の原因になるため避けましょう。
2. 種まき
時期:
春まき: 3月下旬〜5月上旬(6月下旬〜8月中旬頃に収穫)
夏まき: 7月上旬〜8月上旬(11月〜翌年2月頃に収穫)
ポイント:
種は「すじまき」で、深さ約1cmの溝に1cm間隔でまきます。
人参の種は発芽しにくく、光を好む性質(好光性)があるため、土は薄くかけ、手で軽く押さえます。
発芽するまで土が乾燥しないように、毎日水やりをします。乾燥防止に新聞紙やわらをかぶせるのも効果的です。
(以下省略)
質問に対し一つ一つ解答してくれているのがわかります。
野菜作りに必要な作業とスケジュールは生成AIにおまかせ
作業計画の作成はひと苦労
わが家の家庭菜園では、トマト・ナス・大根・キュウリなど、10種類以上の野菜を育てています。もちろん、野菜ごとに必要な作業や時期はまったく違います。
種まきのタイミング、発芽後の間引き、追肥や土寄せ、収穫の目安……。それぞれの野菜の特性を踏まえて計画を立てる必要がありますが、これがなかなか手間のかかる作業です。
私自身もこれまで、十分な時間や知識を準備できないまま取り組んでしまい、「気づいたら適切な時期を逃していた!」という失敗を何度も繰り返してきました。
生成AIに作業のスケジュールをまとめてもらおう
ここで、作りたい野菜に必要な作業、実施時期、作業のポイントを、生成AIに整理してもらいましょう。
人参を作りたい場合の続き…



作業に仮の日付を追加して、一覧化してください。
WBS方式で出力してください。



承知いたしました。人参の栽培を一つのプロジェクトと捉え、WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構成図)の形式で一覧化します。ここでは、一般的な春まき栽培を想定した、仮の作業時期で作成します。
WBSとは、作業項目と作業予定日を一覧化した情報と考えてください。
作成されたWBSのサンプル(一部を抜粋)はこちらです。
作業と予定時期が整理され、収穫までの見通しが一目瞭然です!


計画の予定・実績、状況はプロジェクトマネジメントを活用
プロジェクト、プロジェクトマネジメントとは
プロジェクトマネジメントの教科書ともいえる「PMBOK」(プロジェクトを計画・実行し、成功に導くための知識や方法を体系的にまとめたガイド)をもとにすると、「プロジェクト」と「プロジェクトマネジメント」は次のように説明できます。
特定の目的や成果を達成するために、スケジュール・作業・コストが定められた一時的な取り組み。
日常的な作業と違い、開始と終了が明確にあり、成果物を生み出すこと。
プロジェクトを成功に導くため、スケジュール・コスト・品質・リスクなどを計画・実行・管理する活動。
関係者を調整し、限られた資源で最大の成果を出すことを目指す。
家庭菜園にあてはめると
野菜の栽培を「準備から収穫までの流れ」としてひとつのプロジェクトと考えると、日々の作業や畑の状況を管理するのが、まさにプロジェクトマネジメントになります。
計画したスケジュールに沿って作業を進めるのはもちろんですが、実際の作業や野菜の成長をできるだけ記録していくことが大切です。
「記録なんていらないのでは?」と思うかもしれませんが、プロジェクトにおいて重要なのが作業を終えた後の振り返りです。実績を残しておけば、「これはうまくいった」「次はこう改善したい」といった気づきが得られ、次回以降の栽培に活かせます。
さらに、記録を残しておくことで再現性が高まり、同じ方法で安定した結果を出しやすくなります。
また、自分以外の家族や仲間とも状況を共有できるなど、多くのメリットがあります。
まとめ
特に「どの野菜を育てるか決めて、スケジュールを立てる部分」は、生成AIを活用することで大きく効率化できます。
例として取り上げた人参の栽培について生成AIに相談すると、種まきから収穫までの流れを短時間で整理してくれます。
さらに、複数の野菜をまとめて質問すれば、それぞれの作業スケジュールを含めてわずか数分で作成できてしまうのです。
この効果は本当に大きく、これまで手間がかかっていた計画作りが一気にラクになります。
家庭菜園をもっと楽しく、もっと効率的にするために、ぜひ生成AIを取り入れてみてください!
なお、各項目の詳細は別ページで解説していきたいと思います。
育て方を知らなくても大丈夫!
まずは育ててみたい野菜を決めて生成AIに聞いてみましょう。
土づくりから収穫までのスケジュールを生成AIに立ててもらいましょう。
生成AIに作成してもらったスケジュールを見やすく、管理しやすくしましょう。
EXCELシートでも十分です。
私はプロジェクト管理ツールを使ってみています。
定期的に計画を確認して、予定にそって作業を進めましょう。
作業をしたら、開始日・終了日、気が付いたこと、を記録しましょう。
種のまき方がわからない、芽が出てこない、発育が悪い、知らないことや困ったことがあれば、生成AIに聞いてみましょう。
どんなことを何回聞いても嫌がらずに答えてくれます。
自分で育てた野菜の味は格別です!
記録した内容は保管しておきましょう。
「これはうまくいった」「こうすれば良かった」など自分なりの考えを、記憶が鮮明なうちに記録しておくのがおすすめです。
次回の計画の際に見返して改善していくことで、どんどん野菜作りがうまくなっていきます!

